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2018年06月26日

盛夏の小菅川源流

天気が良いのでちょいと小菅川に出かけた。役場の奥、源流エリアは林道沿いのすべての入渓点に釣り人の車が止まっている。平日なのに凄い混み様だなあとため息。 ついに林道の終点までやってきた。 パジェロは東京都水道局の車だが、もう一台は釣り人で。どこも空いてない状態にがっくり。
盛夏の小菅川源流
すると1台の車が林道を上ってきた。 なんとリバーキーパー(監視員)の広瀬屋の若旦那だった。しばし歓談し与太話をして、混んでるからどうしようかと相談すると、竿抜け区間になりそうなところを親切にも教えてくれた。広瀬屋さんとは何度か一緒に川の掃除をしたり、昼食をご馳走になったりしているので、私にとってはどん詰まりに降臨した阿弥陀様みたいなもの。
盛夏の小菅川源流
川に下ってみると、予想以上に水量が少ない。 これは厳しそうだと、若干不安になった。ところが数投目のポイントでいきなり18㎝程の岩魚が毛鉤に掛かった。
盛夏の小菅川源流
入渓した道は登山道でよく整備されていた。 ただしすぐに堰堤、そしてまた堰堤になる。 だからこそ、この区間は竿抜けをしているという訳である。 そして水量は少ないが、落差が大きいので水深のあるポイントがある。
盛夏の小菅川源流
その短い区間で、9寸を頭にまずまずの型の岩魚が出てくれた。 標高1000m程度の源流でも気温は25度を超えていた。 釣れないとどっと疲れるのだが、良い調子で魚が出てくれるのでまったく疲労を感じなかった。
盛夏の小菅川源流
岩魚は定石通りの位置で毛鉤に出てくれる。 まるで東北で釣っているような感覚だった。 最初の堰堤に至る前にほぼ満足してしまったといってもいい。 そういえば広瀬屋さんが、今日はきっとコンディション良いですよ、と言っていた。さすがである。
盛夏の小菅川源流
最初の堰堤にあたる。 広瀬屋さんに聞いた通り右岸を巻く。 しかしこの右岸の巻きが結構足場が厳しい。 でも還暦で池中玄太並みの体重の私でもなんとかクリアできた。 ただ、土壌が流れ気味で、フェルト底のシューズではいささかきつかった。 やはり巻きはビブラムなどのソールに限る。
盛夏の小菅川源流
堰堤を越えてからさらに26㎝の岩魚を追加。小菅川は川の規模に比して大きな魚がいる。下流のC&R区間でも尺岩魚を釣ったことがある。 満足してのんびりしていると、上流から朝入った二人組の釣り人が下ってきた。あの高巻きはきついので上を釣るという。私はここでランチを取ってから脱渓することにした。
盛夏の小菅川源流
帰りに広瀬屋さんへ立ち寄ってお礼を言いに行った。 源流で採ってきたきたというサッカーボール大のキノコを見せてもらう。確かマスタケとか言ってたかな。しかし小菅で東北の様な釣りが出来たのも広瀬屋さんのおかげ。感謝して山を下りた。

2018年6月26日釣行


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