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2019年08月24日

雨に降られて山形路

8月の釣りはお盆過ぎに山形へ。 8月23日、どうも新潟では大雨が降っているらしい。 山形の天候は悪くない。 そんな浅墓な考えで東北自動車道を北上していた。 目的地は飯豊の渓。 県内ではよく行くエリアである。米沢市内を抜ける。晴天である。

雨に降られて山形路


ところが山を越えて川筋に入ると途端に天候は悪化し雨が降っていた。新潟の雨は飯豊連峰に厚い雲を掛け、それが少し溢れて置賜側に雨を降らしているのである。こんな水況では釣りにはならない。仕方なく釣りを諦めて、置賜地方独独の草木塔を訪ねた。

雨に降られて山形路


定宿の寒河江のチェリーパークホテルに宿泊し、ゆ~チェリーでのんびりと温泉に浸かる。米沢も山形も寒河江も晴れている。しかし飯豊も朝日も山の近くは雨である。天気には勝てない。翌日に期待して十分な睡眠をとる。

雨に降られて山形路


さて、24日は早朝から起き出して早めのチェックアウト。 ホームリバーに向かう。今日は上流に入ることにした。水量は平水に戻っている。いつもながらに降れば増水して川筋を変えるほどなのに、安定した川である。豊かな森のお陰だろう。釣り始めてしばらくは反応がない。しかし1時間ほど経った頃から釣れ始めた。

雨に降られて山形路


今年痛感したことだが、沢の岩魚は朝早くは毛鉤の反応が悪い。だいたい9時を過ぎてから、水温み虫が飛び始めてから水面を見るようになるのだろう。昔からわかっていたことだが、午後には500㎞のドライブで江戸に戻る都合で朝早くに入渓しようとする。そんな人間の浅はかさを岩魚がたしなめているようである。「自然は人間の都合には合わせないよ」と。

雨に降られて山形路


記念写真を撮る。当然セルフタイマーを使うのだが、昔は景色や魚ばかり撮影して自分で自分を撮ることがほとんどなかった。還暦を過ぎて、渓流に立てる日がそう長くはないことを悟り、できるだけ自分も撮っておこうという考えになってきたのである。30代、40代、50代、そして60代と釣りの考え方は少しずつ変わってきた。今がいちばん自然に溶け込んでいるように感じている。

2019年8月24日 @山形県朝日山系



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