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Posted by naturum at

2021年07月18日

朝日山系初めての沢

コロナ禍山形釣行の最終日はPLAさんと一緒に朝日山系の初めての沢を釣ってみることにした。我々のホームリバーのすぐ近くにある未釣の沢で未知数なところがある。先日PLAさんが試し釣りをしてくれていて、そこそこ遊べたというので期待して入渓する。


入渓して間もなくPLAさんが最初の岩魚を掛ける。交代して私が先行するが、結構蜘蛛の巣が張っていてそれを取り除くのにいささか苦労した。それでも置賜の渓流ほどではないので、何とかなっていたが、なぜか私の毛鉤には岩魚が反応してくれない。


そうこうしているうち、またまたPLAさんがそこそこのサイズの岩魚を追加する。恒例の撮影をし始めた。PLAさん、ランディングネットで撮影した岩魚をそのまま水中に戻し、防水カメラで撮影したりするというちょっとマニアックなところがあったりする。私も一時やってみたがどうも面倒でいけない。


そんな私にもようやくまずまずの方の岩魚が出てくれた。初めての沢で釣るのは未知数なところがあるだけにうれしさも大きい。ただこの沢は1時間も釣り上がると徐々に藪になってくる。振り込みが難しくなり、パチンコ釣法(フライフィッシングではボー&アローという素敵な名前だがテンカラでは庶民的な名前が付いている)でボサ下を探るようになる。


途中開けたかと思ったら、ナメ滝が現れた。どうもこの沢は岩盤が多く、その間は岩魚が居着いていない。ナメ滝を過ぎると、藪はさらに濃くなってくる。PLAさんは「どこまで釣れるか詰めてみましょう」というので、そのまま細流を遡行しつつ釣るが、時折岩魚が掛かってくれるのでここいらにしましょうとはならない。


最後かなりの細流になった辺りでもまずまずの岩魚が出てくれた。しかも釣り人がほとんど入っていないようで、蜘蛛の巣は相変わらず難儀なものの岩魚は極めて素直に毛鉤に飛び出してくる。長年、存在を知ってはいても竿を出さなかったが、悪くない沢だという意見はPLAさんも同じだった。素敵な沢をまた見つけてくれたPLAさんに感謝である。

2021年7月17日(土)
  


Posted by nakano3 at 22:27Comments(0)

2021年07月18日

置賜の渓流にて

翌日(7月15日)も好天になった。翌日には関東地方と同時に東北地方も梅雨明けが発表され、例年よりも早い梅雨明けとなった。去年は8月1日と極めて遅い梅雨明けだったが、平年は7月24日だから今年はずいぶんと早い。渇水にならないといいが、その前に釣行できることは運がいいかもしれない。
FISH PASS


昔に比べて便利になったのは、渓流の入漁券をWEBで購入できることになった点である。この漁協はコンビニなどでの販売がなく、過去は米沢の自然満喫屋で購入したり、民宿に立寄って購入したりしたが、いつでもこうして入手できるのはありがたい。もっとも個人情報は漁協に提供することになるけれど、それは仕方ないだろう。
本日の水況


さて、いつもの沢に入るのだが、水量はこの沢からすると平水と言える程度で丁度良い。ここでは尺上にも出遭えたことがあるので、良型を期待して入渓する。しばらく遡行する間に、15㎝~20㎝の岩魚が何尾か毛鉤に反応してくれる。しかし今日は蜘蛛の巣が多い。最初の数投で蜘蛛の巣を払い、それから仕掛けをいったんきれいにしてポイントに毛鉤を落とすのだが、この儀式が面倒くさい。
8寸岩魚


それでもようやく8寸クラスの岩魚が掛かってくれた。このサイズが出ると釣ったという気分になる。しかし蜘蛛の巣払いで逃げられることも多く、いかに無音で蜘蛛の巣の処理をするかが勝負になる。
7寸山女魚


かなり遡行したところで、深瀬から飛び出したのは7寸ほどの太った山女魚だった。この沢で9寸クラスの山女魚を釣ったこともあるが、もっと下流だった。その時は本流から差したものだろうと思ったが、ここまで上がっているとはおそるべしである。
8寸岩魚


脱渓点手前で8寸程度の岩魚が釣れて、なかなか満足な釣行になった。この沢は過去7,8回釣っているが、良型が出なかったのは一度だけで、その時は先行者がいた。先行者がいなければ、必ず良型が出てくれる大切な沢である。

2021年7月15日(木)  


Posted by nakano3 at 16:42Comments(0)

2021年07月18日

コロナ禍で2年ぶりの山形

昨年(2020年)はコロナ禍で山形への釣行は20数年ぶりに無しとなった。 唯一、当時まだ感染者ゼロを誇っていた岩手県に琥珀さんの案内でお邪魔したのみである。その為、テンカラの仕掛けも道具も物置から引っ張り出したような状態で、さすがに仕掛けだけは事前に変質していないか確認をした。以前は夜駆け朝打ちもしたが、さすがに年金世代になったので前日に入りビジネスホテルに宿泊して体調を整える釣行にした。

入渓点迄の登山道
一応、コロナ禍想定で万全を期して車でそれぞれ現地集合。そこから上流の入渓点へ向かってK川沿いの気持ちのいい登山道を歩いていく。新緑も終わり、渓畔のサワグルミやカツラの巨樹は青々と葉を広げている。登山道から見る川の水量はほぼ平水。この時期は夏の渓流の主であるアブもまだいないし、木陰は涼しいし、快適な入渓迄で歩きで気持ちがいい。

最初の岩魚
入渓して間もなく、私の毛鉤に最初の岩魚が反応してくれた。20㎝に届くかどうかという若い岩魚だが、1年ぶりの岩魚、山形では2年ぶりの岩魚なので、喜びもひとしお。この渓のこの区間では尺上を何尾も釣っているので、サイズアップの期待が膨らむ。

PLAさん
PLAさんもすぐに岩魚を掛ける。さすがに地元だから私のように久しぶりというわけではないが、例年よりも反応が良くないのでうれしそうである。ここ数年で随分とダイエットしたPLAさんは身軽そうであるのに対し、相変わらず池中玄太張りの私は重い体を何とか渓流歩きに慣らそうと頑張る。

木化け石化け
源流に近い渓流では水勢も弱まり、ポイントも限られてくるので、慎重なアプローチが肝心である。四半世紀以上渓流釣りをしてきたPLAさんは、自然に木化け石化けのアプローチを実践している。疲れてくると若干きつくなるのだが、このアプローチが釣果を左右するから忘れないようにしたい点である。

本日の最大7寸半
今回はこれが最大の岩魚だった。22~23㎝というところで、例年は25㎝オーバーが多数出るだけに物足りなさもあったが、2年ぶりの釣行で相手をしてくれた岩魚にはありがたい思いである。 実は釣行中にラインカッターを紛失してしまった。これがないと現場では手も足も出ない。一応ビクトリノックスの小ナイフで何とか対応することが出来たが、予備があった方がいいかもしれない。帰りに天童市の自然満喫屋に立寄って、ラインカッターを購入した。

2年ぶりのPLAさんとの釣行は20年前とほとんど変わらないそうめにすと倶楽部の自然なリズムで、ああこの釣り上がり方が自分の原点なのだなと再確認できた。

2021年7月14日(水)
  


Posted by nakano3 at 13:59Comments(0)