2019年初釣りは山形のホームリバーで

nakano3

2019年06月21日 22:23

2019年の初釣りはずいぶんと遅くなった。例年なら春先から小菅川あたりに出かけるのだが、今年はなんと6月21日という梅雨の季節に初釣りである。還暦を過ぎてからはのんびりと釣りを楽しめるようになった気がする。これでいいのだ!

東北道福島JCTから米沢方面へ進む。東北中央自動車道が開通したからである。ただほとんどが片側一車線で、かなりの区間が無料区間になっているので制限速度以下のお年寄りの車が入ってくると、一般道とあまり変わらない所要時間になるのは残念である。ただ、都会の老人は交通機関があるのに面倒くさいから車を使う。地方の老人は交通機関がないのでやむを得ず車を使う。この違いをしっかりととらえて道交法の規制をしないと、間違ったことになると思う。



正午を回った頃に現地着、いつもの場所には車が止まっていないので、迷いなく車を恒例の場所に止めて入渓。 水量はやや多め、水温は10度。 ドライには微妙な水温だがもう十分盛期に入っている。 朝日山塊の沢なので、標高の高い所はまだ雪に覆われている。 そのため午後になると雪代が出て水温が下がることがあるので、高い期待はしない。



まずまずの魚の出だった。水量がやや多めというのも魚の反応を良くしてくれる。1㎞程釣って数尾、釣果は良い方だろう。しかし毎年来ているが、毎年川の流れが変わっている。雪解けで相当な水量があったり、大雨が降ったりするのだろう。水の力というのは実に恐ろしい。



ただ魚は出てくるのだが、ちゃんとフッキングしないものが多い。 自分が早合わせしすぎているのもわかっているが、それ以上に岩魚が正確に捕食できていない気もする。まだ山岳渓流は初期に近いから、そういうことが起こる。遅い合わせを心掛けるようにするとフッキング率が上がっていった。



2時間半ほど釣り上がって橋のところで脱渓。 十分満足できた初釣りだった。 タニウツギはほぼ終わっていたが少しだけ咲いていたので流れをバックに撮影。 渓流の盛期が近づくとこの花が咲く。 季節のバローメータにしている花である。



橋のところで記念撮影。 単独だと自分の写真がほとんどない。一釣行に1枚くらいはセルフタイマーで自分の姿を撮っておいた方が良いかなと思った。

山形のホームリバーは一度も釣果を裏切ったことがない。ありがたい渓流である。

釣行 2019年6月21日

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